バストサイズが小さく、悩む女性は多くいますが、その原因は普段のバストケアにあります。
バストが小さい原因
バストは脂肪の塊のため、周りの筋肉や靭帯にしっかり支えられることにより、形のいいバストを保つことができるのです。
逆に普段のケアを疎かにしたり、姿勢が悪く筋肉が衰えてしまうと型崩れをしたり、周りに脂肪が流れてバストが小さくなってしまうのです。
そんな小さいバストの原因について代表的なものをいくつか説明します。
サポート力の低い下着ではバストが小さくなる原因に
バストは前述した通り、脂肪の塊です。
そのため、下着を着けていなかったりサポート力の低い下着では型崩れをする原因になります。
脂肪は流動性がある為、今ある場所にずっととどまっているわけではなく、別の場所に移動してしまう事が有ります。
胸の多くは脂肪ですが、
それもずっと胸の所にあるわけではなく移動してしまい、結果的に背中やわきの脂肪となっている事も決して珍しくありません。
脂肪をバストに誘導・脂肪を寄せ集める
真ん中に留まっているのではなく、脇の方や背中の方に流れて行ってしまうからです。
ブラジャーを付ける時は、この脂肪を背中や脇から持ってきて胸の脂肪に変化させましょう。
実は、「もったいない脂肪」の量はとても多く、
その量は人によって、さらにその人の体脂肪率等によっても違いますが、その脂肪を寄せ集める事ができれば、
バストサイズを1サイズも2サイズもアップさせる事も不可能ではないのです。
もったいない脂肪
ただ素人ではどうしてもうまくいかない事も多く、結果的に胸以外の所に広がってしまっていると言う人も決して少なくありません。
In short バストアップをしたいと思ったのであれば、この「もったいない脂肪」の量に目を向けて、いかにそれを胸の脂肪として活用するか、と言う事が重要になって来ます。
脂肪を誘導する方法
そこでまず行われるのが、脂肪をバストに誘導する方法です。
肉を集めてくると表現される事も多いのですが、
実は周りに広がってしまったもったいない脂肪を胸の方に持ってくる事を指します。
まずはブラジャーを普通に取り付け、お辞儀をして重力で胸を下に垂れさせます。
そうする事によって、脂肪が背中の方に移動する事を防げるからです。
背中から肉を移動
次に背中辺りから肉を移動させるようにして胸の方に肉を寄せます。
この時、肉を引っ張りながら行うと脂肪をバストに誘導しやすくなります。
アンダーの辺りからもバストの方に向けて肉を移動
またもったない脂肪は脇や背中の方にだけ脂肪が移動しているわけではなく、
腹部にも脂肪が移動してしまってい事も多いので、アンダーの辺りからもバストの方に向けて肉を移動させます。
移動した肉はすべてカップの中に入れる
最後にブラジャーの紐の長さを少しだけ短めにして固定します。
後は上体を起こしてみると、通常よりもバストサイズが大きくなりやすくなります。
脂肪をバストに誘導する事が出来たので、このようにサイズアップする事が出来るのです。
また、実際には腕等にも脂肪が移動している事もあるので、
その部分をマッサージして脂肪を移動しやすい状態にするのもバストをアップさせるコツです。
ただ起きている時しかバストアップが出来ないわけではなく、実はそれ以外の時でも脂肪をバストの方に誘導する事は出来ます。
For Example 寝ているときも脂肪を誘導する事は出来ます。
その場合に利用するのがバストアップブラやナイトブラです。
寝ているときにブラジャー?
バストが小さい原因が分かったところで具体的にナイトブラを考えてみましょう。
寝ている時は下着を着用する必要はないと思っている人もいますが、
実際にあおむけで寝ているとバストの部分の脂肪はドンドン移動し、背中やわきの脂肪に変化してしまう事が有ります。
起きている時だけ脂肪を寄せ集め、寝ている時は放置したままにしてしまうと、結果的に昼間集めた脂肪が夜中のうちに背中や脇に移動してしまいやすくなります。
脂肪は流動性があり、さらに重力等によって下の方に持って行かれてしまう事も少なくないからです。
夜中の脂肪移動を防ぐバストアップブラ
夜中の脂肪移動を防ぐのが夜用のバストアップブラです。
ナイトブラを利用する事によってバストの脂肪を背中の方に移動しにくくする効果が期待出来ます。
ただ寝ている時は出来るだけ締め付けたくない、緩い恰好をしていたいと思う人も少なくありません。
その場合は通常日中に使用するブラジャーではなく、
ノンワイヤーの物やカップ付きのタンクトップなどから始める事もできます。
まずは全く何もつけない状態をやめる事、
次にバストの脂肪を寄せるようにする事と段階を追って行えば、次第に寝ているときも脂肪を誘導するスタイルに持って行く事が出来るからです。
バストが小さい人は夜用を利用する必要すらないのではないかと思う人もいますが、実はそうではありません。
日本人は欧米人に比べると脂肪が流動しやすい体質の人が多く、寝ているだけでも背中や脇の方に胸の脂肪が移動してしまいます。
その為、実は「もったいない脂肪」の量も欧米人に比べると多い場合も決して少なくありません。
バストサイズが小さいと思っている人は、もしかしたら既にバストにあった脂肪が背中や脇に移動してしまっている可能性もあります。
小さいから必要ないと言うのではなく、流動性のある脂肪を利用すれば今胸が小さい人でもサイズアップする事は決して不可能ではありません。
バストアップと言うと、サプリメント等を利用したりする方法も良く行われていますが、それ以外にもアプローチ方法はあります。
本当は胸にあるべき脂肪が背中や脇の方に流れてしまっている状況は、バスト用の脂肪を無駄にしている状況と言う事もできます。
脂肪をバストに誘導する事は十分可能なので、バストの状態に合わせた下着を着用して出来るだけ流動を防ぎ、バストアップを行います。
合わないブラジャーはバストを小さくする原因に
そして意外に多い原因が合わないブラジャーの利用です。
間違って小さいサイズを使い続けているとバストは圧迫されて血行が悪くなるためなかなか大きくなることはできません。
また、大きすぎるサイズを利用しているとバストをしっかりサポートできないため型崩れを起こしてしまいます。
このように合わないブラジャーはいまひとつバストサイズに満足のいかないことの原因になるのです。
生活習慣や姿勢、加齢でバストが小さい原因に
バストサイズというと、大人になってからはあまり変わらないように感じるため試着せずに購入してしまう方は多くいますが、女性のバストは生活習慣や姿勢、加齢などによって変化します。
また、ブラジャーもメーカーやタイプによって大きさが異なります。
そのため自分に合うブラジャーを購入するためにはしっかりとサイズを測ったり試着してから購入することをおすすめします。
そしてサイズの計測については自分で行うと間違った測り方をしてしまう可能性もあります。
そのため、もしきちんとした測り方が分からないようなら、店員さんに測ってもらうのがベストです。
姿勢が悪いと胸も衰える
バストを支えているのは胸筋です。
しかしスポーツをしていなければなかなか鍛えることはできませんし、姿勢が悪いと筋肉を使わなくなるため、次第に衰えてしまいます。
するとサポートするための筋力が低下することにより、バストは支えを失い、型崩れをしたりサイズダウンをしてしまうのです。
そのためサイズダウンや型崩れを防ぐためには、まずは普段の姿勢を見直すことが必要です。
運動時バストを揺らさないこと
バストを支えるために筋力をつけるのは有効ですが、
実は運動によりバストを揺らし過ぎてしまうと型崩れの原因になってしまいます。
また、運動をしすぎるとバストの脂肪燃焼が促進されてしまいます。そのため脂肪が減少してサイズダウンしてしまうのです。
そのため、腕立てや腹筋などの筋トレは問題ありませんが、バストが揺れやすいジョギングなどはしすぎるとサイズダウンをしてしまう可能性があります。
産後のケアを怠る:バストが小さい原因
そして女性のスタイル変化に大きく関係しているのが妊娠、出産です。
妊娠時はホルモンの影響によりバストが張るようになります。
そして肌も敏感になるため、なるべく刺激のない下着を利用するのが良いでしょう。
サポート力の低下によりバストは周りに流れやすくなります。
さらに出産後もバストはなかなかケアをすることができない場合が多くあります。
授乳中はバストケアどころではないのが本音
その理由は授乳をするからです。
出産後は母乳の分泌が活発になるため、妊娠前よりバストは大きくなります。
数時間おきに授乳をするため、それをしやすい服装がおすすめです。
赤ちゃんに合わせて横になったまま授乳をすることもあります。
このようなことを繰り返すため、なかなかバストケアをしっかりするということはできません。
そして離乳するにつれ、バストは母乳を分泌しなくなるため急激にサイズダウンをします。
この時にしっかりケアをしないと元のバストに戻しにくくなるのです。
妊娠・出産によるバストへの影響を受けにくくするためにはそれぞれのタイミングに応じたバストケアが必要です。
バストが小さい原因はバストケアに尽きる
このように、貧乳や型崩れの原因は普段の生活習慣や間違ったバストケアなどにあります。
そのため、これらを改善することでサイズダウンを防ぎ、形のいいバストにすることができます。
まずは就寝中のバストケアを見直すことをおすすめします。
睡眠は1日の3分の一にもなります。
そのためこの時間を有効に利用することで、効果的にバストケアをすることができるのです。
バストが小さい原因とちょっとした改善方法でした。