ガッカリな披露宴にしないための心配り
新郎新婦必見!
「ガッカリな披露宴にしないための心配り 第1位となりました。
結婚式の披露宴は新郎新婦にとって一世一代の晴れ舞台。
何ヶ月も前から準備をして、精一杯のおもてなしで参列者を迎えます。
ところが残念なことに、さまざまな要因から「がっかりな披露宴」になってしまうケースがあります。
そこで、アンケートデータバンクさんの調査結果を紹介したいと思います。
披露宴に出席したことのある人を対象に、
「結婚式の披露宴で気持ちが萎えたこと」
という質問をしてみました。
(回答数は489件、うち女性356件・男性133件)
新郎新婦だけでなく、せっかく忙しい時間を割いて来てくれる参列者にとっても思い出に残る素敵な披露宴にしたいもの。
そのためには何に気をつければよいのか、どんなところに心配りをすればよいのかを参列者の本音から探り出し、素晴らしい披露宴にするための参考にしていただければと思います。
ガッカリな披露宴にしないための心配り第5位
主役だから「注目の的」なのは当たり前?第5位は,「新郎新婦関係」
新婦が人生で一番輝く披露宴。より美しく見せるために気合が入るのは仕方のないことですが、
「新婦のお色直しの衣裳が全然あっていなかった」(20代・女性・北海道)
など、なかなか厳しいご意見も・・・。
また、
「主役の二人が全然楽しそうでない」(50代・女性・兵庫県)
「新郎新婦がひな壇でガツガツ食べているのを見ると興ざめ」(40代・女性・長野県)
「新郎が高砂席でたばこを吸っていたこと」(20代・女性・鹿児島県)
など、新郎新婦の様子やマナーなどもしっかりチェックされ、「がっかり」の要因になることがあるようです。
おもてなしをする立場であること、注目を浴びていることを自覚して、
自己満足に陥らないよう気をつけましょう。
ガッカリな披露宴にしないための心配り第4位
やっぱり、披露宴の楽しみはこれ!
第4位は「料理の内容」
「披露宴の楽しみといえば料理」という人も多いことでしょう。
料理が美味しくなかったら披露宴全体の印象がマイナスになってしまいます。
「料理の内容」の中で、気持ちが萎えるという意見が圧倒的に多かったのも、ずばり「料理がまずい」でした。
「花嫁衣裳は異常なくらい豪華だったのに、 お料理が貧相で・・・」(20代・女性・神奈川県)
「食べ物も飲物も少なかった。衣裳代に予算がかかりすぎて飲食代が なかったものと思われる」(40代・男性・埼玉県)
など、「料理が貧相」という感想もありました。
「食事が美味しい結婚式は覚えています」(30代・女性・千葉県)
という人もいるように、料理は参列者の思い出に残るものなのです。
心からのおもてなしを考えるなら、まずは料理に気を配ること。
お色直しを1回減らしてでも料理のグレードを上げることが、「参列者の思い出に残る披露宴」に繋がるのではないでしょうか。
ガッカリな披露宴にしないための心配り 第3位
これが長いとみんなが迷惑!
第3位は「スピーチ関係」
「スピーチ関係」は19.4%で第3位。
「披露宴でげんなりすることは?」と聞かれて多くの人が、まず思い浮かべるのが「スピーチが長い」ではないでしょうか?
「披露宴の時間が約2時間なのに、主賓の話が30分も続いた」(30代・男性・千葉県)
など、とくに主賓のスピーチが長いと、料理に進むこともできず手持ち無沙汰で疲れてしまいます。
このほかには,
「新郎の友人が、酔った勢いで元カノの名前を冗談で 言ってしまった」(30代・女性・茨城県)
「新郎の友人がちゃんとした挨拶もできず下ネタを連発。 あらかじめ打合せしておくべきだったのでは?」(20代・女性・東京都)
など、「スピーチが不適切」というケースや、
「会社の上司が延々と会社の紹介を演説する」(30代・男性・京都府)
など「スピーチがつまらない」という意見もありました。
スピーチで場の空気を気まずくしないためには,お願いする相手に
・あらかじめ「○分でお願いします」と念を押しておくこと、
・暴走しそうな友人等に頼むときは事前に内容をチェックさせてもらうことなどが考えられます。
また、新郎の挨拶も〆の大一番!
感動させる結婚式のスピーチ書き方をマスターしておきたいところ。
ガッカリな披露宴にしないための心配り 第2位
第2位は,「披露宴の内容」にがっかり・・・
21.9%を占めた「披露宴の内容」の中で多かったのが、余興関係でした。
披露宴での余興を誰に頼むかは新郎新婦がおおいに頭を悩ませるところですが、人選を間違えるとせっかくのおめでたい席が大変なことに・・・。
「新郎の友人の下品な出し物に新婦がドン引き」(30代・女性・埼玉県)
「新郎の友人達が意味もなく脱ぐのにうんざり」(20代・女性・東京都)
といった「余興が下品」「つまらない」といった意見が女性を中心に目立ちました。
また、これも余興関係になりますが、
「新婦の友人がお祝いにはタブーな歌を歌っていてビックリ」(40代・女性・東京都)
など、「歌関係」の意見も多く寄せられました。
選曲に関しても、主役をヒヤヒヤさせる「新郎友人の下品な余興」に関しても、あらかじめにしっかり内容をチェックし、必要なら「年配の親戚も大勢くるから」と、羽目を外さないよう釘を刺しておくことも大切ですね。
余興と並んで不評なのが、「自己中心的な披露宴」。
「新郎が自作の曲を熱演したが感動しているのは新婦だけ」(30代・女性・福岡県)
「二人でゴンドラに乗って登場するようなものより、歓談できてアットホームなものの方がよいのでは」(30代・女性・福岡県)
といった感想のほか、「お色直し」に関する意見も多くありました。
「お色直しが多く、主役があまり席にいない」(20代・女性・群馬県)
「お色直しに1時間以上かかったときは,イライラして祝福したい気持ちが萎えました」(30代・女性・東京都)
確かに、これでは何のために出席したのかわかりませんね。
お色直しの平均は2回くらいだそうで、参列者への心配りからしてもこれが妥当なところでしょう。
ガッカリな披露宴にしないための心配り 第1位
新郎新婦必見!「ガッカリな披露宴にしないための心配り 第1位
披露宴最大の難問、第1位は「出席者関係」
「出席者関係」は,全回答数の4分の1を占める25.6%でした。
その中でも多かったのが、「出席者のマナーが悪い」と、「酔っ払い」。
マナーについては,羽目を外しすぎる出席者にがっかりする人が多く、
とくに、
「新郎の友人が全裸になったこと」(30代・女性・広島県)
「新郎の友達がふざけすぎて台無しにしてしまった」(50代・女性・大阪府)
など、2位の「披露宴の内容」の余興関係に続き、新郎の友人関係のトラブルが目立ちました。
そして、もっとも多かったのが、「酔っ払い」。
「やっぱり酔っ払いですね。場の雰囲気を一気に壊します」(10代・女性・千葉県)
というように、参列者の気持ちを一番萎えさせるという結果が出ました。
中には泥酔して暴れたり、カラオケのマイクを離さなくなって強制退去させられるという、
度を越した「酔っ払い」も・・・。
対処法には本当に困りますが、はた迷惑な泥酔者は思い切って会場外へ退去させるというのもひとつの手ではないでしょうか。
数人の常識外れな行動のせいで、その場にいる全ての人を不愉快にさせる事態は避けたいものです。
また、新郎新婦が酔っ払ってしまうというケースもあります。
ただ、本人たちが気をつけていても、お祝いの席で勧められたお酒を断るのが難しく不本意ながら限界を超えてしまうということもあるでしょう。
とはいっても、退席しなければならないほど酔ってしまっては元も子もありません。
披露宴経験者に相談するなどして、相手を不快にさせないお酒の断り方を勉強しておくことをお勧めします。
【結婚式】でみつけた旦那様の「がっかり行動」 ベスト3と番外編
結婚式は緊張します。
花嫁はもちろん、花婿も花嫁と同じくらい緊張しているものです。
BUT 男性は女性よりも気を緩めやすい特徴があるのかもしれません。
「やっと結婚式までこじつけたのに」と花嫁をがっかりさせた結婚式当日に実際におきた花婿の「がっかり行動」ベスト3と番外編を発表します。
ベスト3:勧められるがままに飲んでしまい、式の終盤は酔っ払いになった
結婚式はお祝いの席であり、楽しむことが大切です。
友人たちもお酒を飲んで歌い、式場は「飲む」という雰囲気になります。
招待客は,飲んで楽しんでもらってもいいのです。
酔いをさましてから、ゆっくりと友人に送ってもらえばいいのです。
BUT 主役である花婿は式の最後までしっかりとしていなければなりません。
結婚式は,式次第にそって進行していきます。
花婿が酔っぱらってしまい、ふらふらになってしまってはせっかく長い時間かけて準備をしてきた予定がくるってしまうのです。
会社や招待客によっては,花婿にが飲むように言ってくる可能性もあります。
勧められたお酒を断ってしまえば、場の雰囲気が悪くなる可能性もあります。
事前に「お酒を勧められる可能性が高い」と思う場合は,前もって高砂の下にバケツを置いてもらうといいでしょう。
グラスにお酒を注がれたら、一口だけ口をつけてバケツにサッと入れるのです。
もったいないような気もしますが、主役の花婿がみんなの前でべろんべろんになってしまう方が問題です。
ベスト2:受付をお願いした花嫁側の友人にうれしそうに声をかけていた
「結婚したら君一人」と頭では思っていても、目の前に独身の若い女性が立っていると声をかけたくなるものなのかもしれません。
結婚式が始まる直前の花嫁は,緊張して神経がピリピリしています。
そんなときに目の前で、自分の旦那様になる人が自分の友達にデレデレと話しかけていたら気分を害するでしょう。
「こんな人だったのか」と今さら気がついても遅いのです。
結婚前は相手の悪いところを探して「結婚相手としてふさわしい人か」をよく考える必要があります。
BUT 結婚式まできてしまったら「気になるところも悪いところも受け入れる覚悟」を持つしかないのです。
ベスト1:両親への花束贈呈のときに花嫁をおいて、さっさと自分の母親の元へ行ってしまった
結婚式の最後は,両親への花束贈呈になります。
会場の照明が落とされ、両家の親は会場の後ろに立って、花束を持ってやってくる我が子を待つのです。
花嫁と花婿は,ウェディングプランナーから大きな花束を受け取り、会場の前からゆっくりと親の元へ歩きます。
BUT 会場には招待客が座っているテーブルがたくさん並んでいるのです。
花婿は,スーツ姿のため、いつも通りサッサと歩くことができますが、花嫁は着慣れないドレスを着ているため、速くは歩くことができません。
しかも、途中には招待客の荷物が椅子の横に飛び出していることもあり、荷物にぶつからないように歩かなければならないのです。
司会者が「花束贈呈になります。どうぞ」と言ったとたんに、花婿は「ママ」と言わんばかりの顔でママの元へニコニコと歩いて行ってしまったのです。
花嫁は,花束を受け取ったものの一歩が出せずに立ち止まっていました。
ウェディングプランナーやお手伝いをしてくれる人たちが、招待客の荷物をどけて通り道を作ってくれたときには,すでに花婿はママに花束を渡して、ママの隣にピッタリとくっついて花嫁を見ていたのです。
花嫁は花束を持ち、一人で会場の前から後ろへと歩いていきました。
笑っていたのは,花婿とそのママだけで、花嫁と招待客の表情は固まっていました。
やはり花嫁の立場から言わせてもらえば、花嫁を気遣て一緒に歩いてほしかったのではないでしょうか。
番外編:招待客としてがっかりしたこと
結婚式に数多く出席しましたが、しばしばがっかりすることが引き出物です。
結婚式の座席は,会社の部署や親せき関係ごとにテーブルが分かれます。
そして、引き出物は椅子の下に置かれていることが多いのですが、引き出物が入っている袋の大きさに差があることがあるのです。
テーブルごとに大きさが違うのならば、肩書や年齢でご祝儀額を予想し、それにふさわしい引き出物を入れていると想像がつきます。
BUT テーブルごとではなく椅子ごと、つまり人によって紙袋の大きさに違いがあると「この人はご祝儀額が大きくて、この人は少ないと予想したのかしら」と勘繰ってしまうのです。
結婚式が終われば、親しい仲間同士で帰るものです。
そのときに、大きな紙袋の人と小さな紙袋の人がいると、なんだかギクシャクするのではないでしょうか。
引き出物の額に違いはあったとしても、紙袋の大きさは揃える配慮はしてほしいものです。
まとめ
結婚式は,主役の二人に注目が集まるため、小さな失敗も大きな失敗にみえてしまうのかもしれません。
BUT 結婚式でのがっかり行動は,意外と長く尾を引きます。
旦那様は,花嫁が「幸せな結婚式だった」と思えるように、ちょっとだけ気を使った方が今後の結婚生活に響かないかも。
女性の方が後後まで覚えてるものですからね。